クロマグ誕生

mike

カナダ西海岸の玄関口バンクーバーとウィスラーを結ぶ海岸線を走る風光明媚なハイウェイ99号線沿いにあるスコーミッシュという町の住宅街にある自宅のガレージ工房で、クロモリフレームの溶接ビルダーをしているマイク・トゥルーラヴ氏がカナダ製クロマグフレームの全てを製作しています。クロマグの社長イアン・リズとトゥルーラブ氏は地元で開催されたローカルレースの開催中、偶然隣り合わせで一緒に走り、言葉を交わしたことが彼らの結びつきと出会いでした。この偶然の出会いが、古くはカナダのクロモリフレームの代表だったブローディーでその後ロッキーマウンテンでクリス・デカーフと共にフレームビルダーとして活躍した熟練フレームビルダーのトゥルーラブ氏との結びつきになりました。全てはトレイルの上で始まる…そんな、クロマグを象徴する出来事です。
カナダ製のTRL/SAMURAI/SAKURA/KAMUIは全て一からマイク・トゥルーラブ氏がハンドメイドで作り上げたフレームです。マウンテンバイクの創生期からフレーム作りに人生をかけてきた、超ベテランが作るフレームに乗れるという見えない喜びもクロマグオーナーとなる皆さんの隠れた醍醐味でもあります。
ビルダー自身も今でもたっぷりと自分がマウンテンバイクに乗るプライベートな時間を確保し、自分のライフスタイルをしっかりと守り続けています。クロマグは現在もガレージ工房レベルのとても小さな規模のバイクメーカーです。以前はどのメーカーもそうであった忘れるべきではない「ライダー=メーカー」「自分達の乗る物を極力理想の形にしたい」そんなスタイルが今でもそこには残っているのです。
フレームの開発だけに留まらず、オリジナル設計のステムやシートクランプもたちまち脚光を浴び、現在ではウィスラーのバイクパークを走り回るビッグバイクユーザーもクロマグのサドルやハンドルバーを愛用し支持している現状があります。この様に、全てはバイクライドを愛する自分とその仲間達とフィールドで実際に求められている物を作る、そんな基本姿勢がクロマグの原点であり、今も培われている大切なスピリットなのです。